日本学校教育相談学会山形県支部の沿革

1.設立年月日 平成11年5月22日

平成10年秋に、小林知可志氏が呼びかけ、県支部設立準備のため赤湯温泉に泊まりがけで集まった。その際「構成的グループエンカウンター」の体験、いじめについての演劇鑑賞を行った。
設立総会並びに記念講演会」は平成11年5月22日(土)に山形市総合福祉センターで行われ、記念講演は文教大学 西君子氏。演題は「教育を活性化するカウンセリング」 会員一般60人が参加した。

2.歴代支部理事長と就任期間

第一代理事長 菊池喜弘 平成11年5月〜15年5月
第二代理事長 八柳和夫 平成15年5月〜24年5月
第三代理事長 佐藤節子 平成24年5月〜31年5月
第四代理事長 小林知可志 平成31年5月〜

3.支部の発展に貢献した人と業績

菊池喜弘氏は、学校コンクールで愛唱される「若い翼は」の作詞家としても知られている。氏の豊かな感性と心に訴える生徒指導における魅力が支部設立を願う思いとつながった。
八柳和夫氏は、特別支援教育の専門家でもあり、広い人脈とフットワークの軽さをもって、支部拡大のために精力的に活動した。

日本学校教育相談学会第19回研究大会山形大会(期日:平成19年7月27日(金)28日(土)29日(日))は、八柳氏の熱意と行動力によつところが大きい。なお、大会の記念講演は、田中信生先生(米沢興譲教会牧師・トータルカウンセリングスクール主宰)であった。演題は『いのちことば』〜今、子どもたちに最も大切なこと〜 

また、「ピア・カウンセリング学会」の全国大会も、県支部が母体となって平成23年に山形大学を会場にして開催されている。八柳氏は、発足当時から研修会案内状を会の手作業で送り、山形県内に学会の存在を広く知らせるために尽力した。

佐藤節子氏は、開設当時から事務局長を務め、その後理事長に就任し、実質的に山形県支部の運営の全てに関わり組織を支えてきた。多くの会員を勧誘し会員数60名を超え、年3回の研修会や地区研修会も行われるように尽力した。本部副会長としても活躍している。また、ホワイトボード教育相談(事例検討会)の創始者でもある。


規約

日本学校教育相談学会山形県支部会則

(総則)
第一条 本会は、日本学校教育相談学会山形県支部と称する。
(平成11年5月22日設立)
第二条 この会則は、日本学校教育相談学会(以下、学会と称する)会則に則り、日本学校教育相談学会山形県支部について定めたものである。
第三条 本会の事務局は、県支部理事長の指定する場所に置く。
所在地は会計担当者宅(山形市馬見ヶ崎1−9−7)とする。

(目的及び事業)
第四条 本会は、学校教育相談の実践を通して、研究、研修等を行い、会員相互の資質の向上と、山形県の学校教育相談の普及・充実を図る。
第五条 本会は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。
1学会の事業への参加
2研究会、研修会の開催
3広報活動
4その他本会の目的を達成するため、必要とされる事業

(会員)
第六条 本会の会員は、学会会則第5条に準ずる。
会員は一般社団法人日本学校教育相談学会の目的に賛同し、入会を希望し、承認された者とする。

(役員) 第七条 本会の事業を運営するために次の役員を置く。
1 理事長1名
2 理事若干名
3 事務局長1名
4 幹事若干名
5 会計監査2名
理事長及び理事は、学会の理事長及び理事を兼ねる。
第八条 理事等は、支部を代表し、支部に関する会務を遂行する。理事長は理事の中から理事の互選により選任し、総会の承認を得る。
第九条 理事は、理事長を補佐し、理事長とともに理事会を構成する。理事は学会会則第12条に該当する者から理事会の推薦により理事長が選任する。
第十条 事務局長は支部の会務を助ける。
事務局長は役員会で選任し、総会の承認を受ける。
第十一条 幹事は、支部の事業の推進を助ける。幹事は理事長が選任する。
第十二条 会計監査は、支部の会計を監査する。
会計監査は、理事会で推薦し、総会の承認を得る。
第十三条 役員は役員会を構成し、支部の会務を執行する。
第十四条 役員の任期は2か年とする。ただし再任を妨げない。

(事務局)
第十五条 事務局は支部の通常の会務の執行を助け、事務を執行する。事務局は事務局長、庶務、会計、他に若干名で構成する。職、会計は役員会で推薦し、理事長が選任する。

(会議)
第十六条 総会は、支部の組織の運営に関する決議機関で、その議決は出席者の過半数で決する。総会は、原則として毎年1回開催(半数以上が出席<委任状を含む>)する。その他緊急の必要がある場合には、臨時総会を開くことができる。臨時総会は、役員会の決議、または全会員の過半数の連盟による要請があった場合は、理事長が招集し、運営する。但し、理事会が総会に代わることができる。
第十七条 理事会は、理事長の選任を行う。
第十八条 役員会は、研修事業の計画立案・実施し、その他本会の目的を達成するための事業を推進する。
第十九条 「学校カウンセラー」の支部選考委員会は、支部会員から要請があった場合、認定書類の確認および申請者の人格・識見の審査を行い、推薦者を決定する。

(会計)
第二十条 本会の運営費は、支部還付金、寄付または補助金等をもって充てる。
第二十一 条会計年度は、毎年4月1日から始まり、翌年3月31日で終わる。

(附則)
1 本会則は、平成11年5月22日から施行する。
この会則は、令和元年6月2日に改定された。
2 支部には会則、会員名簿、入会申し込み控え簿、会計簿、会議録および理事長印を備え付ける。


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